2008年『知的生産のためのすごい!仕事術』(青春出版社刊)という本を出しました。
この本をベースにして、クリエイティブ・ライフを送るためのヒントをお伝えしていきたいと思います。
僕のモットーは、次のたったの2単語で表すことができます。
Be original!(人まねはするな)
本を書くには、インプットする必要があります。
しかし、インプットをそのままアウトプットしたのでは盗用になってしまいます。
インプットした情報をいかに取捨し、熟成させ、味付けをして世に出すか。
インプットは速いほどいい。インプットが遅くては世の中に乗り遅れてしまいます。
でも、あせってアウトプットするのは最悪です。
アウトプットはじっくり練って満を持して行なうのがいいのです。
ただし、タイミングを逃せばすべては無に帰します。
気持ちはおっとり、視線は鋭く。これがタイミングを逸しないコツです。
たくさんのアイディアを仕入れましょう。
そのうちのいくつかをたわわに実らせましょう。
失敗はかまいません。
むしろ、たくさん失敗したほうが、成功への方向が絞られます。
多くの人々と良好な関係を続けるコツは、とにかく自分自身が速く走ることです。
すると、必ず人は付いてきます。
笑いながら駆け足で付いてくる。
一緒に走るのが楽しいからです。
すばやく彼らにバトンをタッチする。
すると、彼らも走りながらバトンをタッチする相手を探す。
この場合のバトンとはアイデアのことです。
ただし、そのアイディアがオリジナルでないと、誰も付いてはこない。
再び言いましょう。
Be original!(独創的たれ)
クリエーターになるとは、インプットとアウトプットの間に存在する「創造空間」になることを意味します。